2021.06.07

ホーチミンの不妊治療について

【助産師のブログ】ホーチミンで不妊治療 ver.4《人工授精 実施編》

 

今回は人工授精の流れについての投稿です。

人工授精までの経過については前回の投稿をご覧下さい。
【助産師のブログ】ホーチミンで不妊治療 ver.3《人工授精 準備編》

 

人工授精当日の流れ

大まかな流れは以下の通りです。

  1. 午前中、夫が病院を受診して精子を提出
  2. 午後、妻が受診
  3. 血圧測定
  4. 人工授精前にお会計
  5. 人工授精
  6. 約30分くらい横になって安静
  7. 処方を受け取る
  8. 帰宅

午前中は夫の受診。

採取した精子を洗浄・濃縮させて元気な精子を人工授精で使用します。

そして午後は私の受診。

当日はなぜかあまり緊張しなかった覚えがあります。もうここまで来たら神頼み…

 

いざ人工授精!

お会計を済ませたら、名前を呼ばれるまで待合室で待機です。

「Ms.○○」とスタッフが名前を呼びます。

いつも経腟エコーを見ている診察室とはまた違う処置室で行います。

処置室に到着したら、夫の名前と私の名前の確認をします。これは基本的なことであり、非常に大事な確認ですね。

夫の採取した精子の検査結果(精子の量や運動率など)を紙面上で確認し、

「Patient’s signature」の欄にサインします。

処置台はこんな感じ。いつも経腟エコーをしている椅子とほぼ同じですね。

ショーツを脱ぎ、この椅子に座るようにナースから言われます。

 

そして、生殖の主治医が処置室に入り人工授精を行っていきます。

医師がクスコという器械を膣の中に挿入し、細いチューブ(カテーテル)を入れていきます。

そのカテーテルを通して精子を子宮内に注入する流れです。

人工授精はとてもシンプルな処置なので、ものの5分程度で終了します。

「あれ、もう終わったの?!」と感じる方も多いはず。

人工授精が終わったら、医師が「Good luck!」と言って処置室を退室しました。

その後30分くらい処置室で横になっているようナースから言われ、自分1人だけになります。

↑その時の風景がこんな感じ。

そしてこの処置室にはナースコールがありません。

もし体調悪くなったらどうすりゃいいんだ!?と思いました。

さすがベトナム…

ちなみに廃棄物はきちんとこのように分類されています。

この辺はちゃんとしていますね…

 

処方薬

人工授精した後は薬局のある「G階」へ行き、薬の会計をした後に薬を受け取ります。

処方された薬がこちら↓

Duphaston(dydrogestoron)
黄体補充の内服薬です。2週間内服します。

 

人工授精にかかった費用

そして気になる費用はこちら↓

  • Sperm preparation: 750,000vnd
  • IUI(AIH): 2,100,000vnd
  • Duphaston(dydrogestoron): 約430,000vnd

人工授精は終わったので、無事に受精・着床することを願うのみ…

次回はその後の経過について投稿予定です。

 

前のブログで書き忘れたのですが、

人工授精などの不妊治療を行う場合は「婚姻証明書」が必要になります。
申請の流れは以下の通りです。

  1. 日本で戸籍謄本を発行
  2. 日本から戸籍謄本をベトナムに送ってもらう
  3. 戸籍謄本をホーチミン領事館へ持っていき、結婚証明書の申請をする
  4. 数日後ホーチミン領事館で婚姻証明書を受け取る

夫婦であることの証明が必要ということですね。

 

※2020年の情報になりますので、最新情報とは異なります。ご了承下さい。

※治療内容はそれぞれの状態や医師の治療方針によって異なりますので、様々な方法があります。
あくまでも私自身の使用した薬剤や方法についての記載になりますので、ご了承下さい。

 

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