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2021.07.12
【助産師のブログ】ホーチミンで不妊治療 ver.9《治療方針の相談》
2回目の人工授精での結果を前回投稿しました。
今回は今後のことについて投稿していきたいと思います。
今後の治療
1回目、2回目と人工授精にトライしてみましたが残念な結果だったため、今後の治療方針を主治医と相談することにしました。
私たち夫婦の不妊原因から、以前から以下のように方針を決めていました。
・ 2回人工授精をトライ
・ それでも難しい場合は体外受精にステップアップ
私的にはおそらく人工授精では難しいかな…と内心思っていましたが、段階をつけて治療していきたかった。
人工授精を実施してみて、難しければ体外受精にしたいと思っていたので、治療方針は主治医と同じ意見でした。
そして、人工授精でも希望を持ちたかった…。
そして、海外で採卵時の全身麻酔は不安と恐怖しかないのでできれば避けたい…
という思いがありました。
生理再開後の受診
人工授精2回目後の生理が始まり、早速Hanh Phucへ予約をして、今後の治療方針を主治医と再確認しました。
治療方針に私たち夫婦も主治医も意見の変更はなく、体外受精へステップアップすることに決めました。
とてつもなく大きな決断でした。
不安しかなかったです。
人生には選択をして、決断をする事が何度もあると思いますが間違いなく、勇気のいる決断でした。
体外受精までステップアップするなら、日本でやりたいと何度思ったことか…
ただ、日本で治療するとなると現実問題難しいのでベトナムで治療することに腹を括りました。
体外受精
体外受精は簡単にいうと、卵子と精子を体外で受精させ、その受精卵を子宮内に戻す方法。
その受精方法には大きく2通りあります。
- 体外受精 In Vitro Fertilization: IVF
- 顕微受精 Intracytoplasmic Sperm Injection: ICSI
簡単にいうと、
IVFはシャーレ内で卵子に精子を振りかける方法。
ICSIは卵子に直接精子を注入する方法。
どの方法で実施していくかは主治医や培養士さんと相談の上決定します。
体外受精の大まかな流れ
どんな流れで体外受精を行うのか、大まかには以下の流れなります。
- 排卵誘発
- 採卵術
- 受精
- 胚培養
- 移植
大まかには5つの段階を踏みますが、その一つ一つが本当に大変。
身体も精神も経済面も大きなダメージです。
身体の面では女性側に大きな負担となるので、男性側は見て見ぬふりをせずに「一緒に治療をしていく」という心構えが大事です!
実体験上、夫にイライラすることが多かったので…
では、次回からホーチミンでの体外受精について投稿していきます。
※2020年の情報になりますので、最新情報とは異なります。ご了承下さい。
※治療内容はそれぞれの状態や医師の治療方針によって異なりますので、様々な方法があります。
あくまでも私自身の使用した薬剤や方法についての記載になりますので、ご了承下さい。